精神分析医・藤田博史先生の「テルミンを分析する」がテーマのワークショップで上がった話題。


「緊張しないようにするにはどうしたらいいか?」

テルミン奏者の竹内正実先生からの質問に、藤田先生が回答されました。

テルミン・マトリョミンは、少しの動作が音に反映されます。
演奏者にとって避けては通れない緊張。

私は緊張しやすいので、ぜひ聞いておきたい、解決したい事でした。

 

緊張しないようにするには…

「準備をしないこと」

 

緊張している状態は、アドレナリンが多く放出されている状態。
アドレナリンはビックリしたり、戦う時に放出されるそう。
戦う前というのは、何かしらの準備状態に入ります。

準備することは構えに入ること。
「よし、やるぞ!」などと構えることで、自我が過度に緊張して、本来出来ていた事が発揮できなくなってしまう事が起きるんだそうです。

これには思いあたる事が多々あります。

準備すればするだけアドレナリンが多く出て、緊張を招いてしまうんですね(苦笑)

 

行き当たりばったりが、自分の自然な流れでできる。
緊張しないようにって思う事が、ポジティブフィードバックでどんどん緊張してしまう。

これもよくわかります。

 

じゃあ、「準備しないでどうすればいいの?」ってことですが…

「全然関係ないことをする、適当に他の事をする」のが良いそう。

準備は2日前までに終わらせて、後は考えないこと。
記憶は寝ないと定着しないので、直前までやってるのはよくないそうです。

 

そしてもし緊張してしまった場合は?

アドレナリンが出た状態では修正しようとしても無理なので、開き直ること(笑)

緊張した状態で起こった事として、開き直り、認めることですよね。

 

心に響いたのは、
「人間はその時の状態に見合った行動しかとれない、という事を知っておけば緊張しない」
という言葉でした。

 

これから「直前に準備しない、準備は2日前までに終わらせる」を実践しようと思います。

緊張すら楽しめるくらいの心持ちでいたいものです。